歴史・時代小説──た行の著者

かんざし図絵 (双葉文庫): 千野 隆司: 本

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かんざし図絵 (双葉文庫)

かんざし図絵 (双葉文庫)

内容(「BOOK」データベースより)

健気に生きながら逆い難い運命に翻弄される女たちの、宿命的なまでに哀して生き様を江戸の貧しい市井を背景に描く。無類の酒好きでお人よしの父親の飲み代のかたに高利貸の手に落ちたおげん(凍える炎)、報われぬ真実の恋を抱いたまま死んだお咲(秋時雨)、錺職の年季奉公から女と逃げた兄を恨みきれないなを(花の色)など、六篇を収録した好短篇集。

目次

凍える炎
秋時雨
花の色
好いて好かれて
美しい継子
七夕の酒

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