歴史・時代小説──た行の著者

桃源郷(上) (集英社文庫): 陳舜臣: 本

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桃源郷(上) (集英社文庫)

桃源郷(上) (集英社文庫)

出版社 / 著者からの内容紹介

12世紀はじめ、遼の皇族・耶律大石は国の滅亡を予感し、青年・陶羽と白中岳をペルシャに向かわせた。内偵の二人が遭遇した幻術と暗殺教団。秘教マニが示す真理とは? そして理想郷はどこに? (解説・加藤 徹)

内容(「BOOK」データベースより)

12世紀はじめの中国。金によって遼(キタイ)は250年の歴史を閉じた。金に隷属することを潔しとしない者たちが西方に逃れ、新たな政権を立てた。耶律大石が立てた西遼(カラ・キタイ)という政権だった。大石は謎の宗教・マニ教を信じ、その信仰のもと、理想の国家を築くべく若者たちを西へ、ペルシャへと向かわせた。その名は陶羽と白中岳といった。著者の中国歴史小説の金字塔的作品。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

陳 舜臣
1924年神戸生まれ。大阪外大印度語科卒。61年「枯草の根」で江戸川乱歩賞、69年「青玉獅子香炉」で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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