歴史・時代小説──た行の著者

さむらい―遺訓の剣: 鳥羽 亮: 本

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さむらい―遺訓の剣

さむらい―遺訓の剣

内容(「BOOK」データベースより)

無念の死、だが、もののふとして決然とした潔い割腹だった。介錯人から「侍らしく、生きよ」という父の遺言を伝えられた十歳の遺児・秋月信助は、その言葉のみを胸に、「罪人の子」として待ちかまえる人生の苦難に立ち向かっていく。家禄は滅じられ、母子三人、餓死寸前の貧窮生活。それでも誇りを失わず、子に厳しさと慈愛をそそぐ母。東軍流剣術に邁進する信助に、十一年前、父を死に追い込んだ藩の内部抗争が再び襲いかかる。糧を得るため武士の矜持を捨てるか、信念を貫いて死地に赴くのか…。かつてない凄まじい剣豪小説であり、家族愛の小説でもある時代傑作、ここに誕生。

内容(「MARC」データベースより)

謀反の疑いをかけられた父は「武士らしく生きよ」と遺言を残し見事に腹を切った。残された妻と子供たちは、悲惨のどん底だったが…。父の遺言を胸に自らに刻苦を強いる剣豪成長小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

鳥羽 亮
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、教員生活を送る。90年『剣の道殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。孤高の介錯人、野晒唐十郎の活躍を描いた「鬼哭の剣」シリーズ(祥伝社文庫)で剣豪小説の第一人者となる。その迫力ある殺陣シーンの描写は多くの剣豪小説ファンを魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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